テンションが上がったのでこの勢いでシン小説をば。
・女主人公視点
・女性向け
・シン×女主人公
・恐ろしい勢いでいちゃいちゃしてる(キスまで)
・少し自分設定入っているか否か。
そもそもここを見る人が限られてると思うのですが……。
もしよかったら続きから見てください。
・女主人公視点
・女性向け
・シン×女主人公
・恐ろしい勢いでいちゃいちゃしてる(キスまで)
・少し自分設定入っているか否か。
そもそもここを見る人が限られてると思うのですが……。
もしよかったら続きから見てください。
この様々な人々が集まるシルフェイド島で、完全に人が来ないところは少ない。ましてや学院内なら尚更である。放課後でも残っている部やクラスはいるし、何より先生が見回りと称して巡回しているからだ。だからこうしてシンと二人きりになれる場所はほんの一握りの場所しかない。でもあるにはあるのだ。
――例えば、こういう放課後の公安詰め所とか。
シンのフォースで探った結果、ここは特定の日には先生が誰も巡回してこないエリアらしい。だから安心して心ゆくまで二人きりになれるのだ。こうして抱きしめあっても大丈夫。誰も二人の邪魔をする者はいない。それでも大きく声を上げることは出来ないから、必然的に耳元で囁く形になる。シンが優しいトーンで愛おしそうに私の名前を囁くと、安心感と幸福感とともに頭の奥までとろとろに溶かされてしまったかのような感覚を覚える。私はそれが堪らなく好きだった。ピッタリ空気が少しも入る余地がないくらい隙間なく抱きしめあう。シンは恐らく私を抱きしめるのが好きだ。毎回逢瀬の度に私を抱きしめてくるし、以前、こうしていれば私の存在を全身で感じられるからだと言っていたからだ。私も同じような理由でシンに抱きしめられるのが好きである。体温が、温もりが優しく伝わってきてとても暖かいし、シンの少し早めの心音がとくんとくんと伝わってきてとても心地よい。シンはおまけに良い匂いがする。香水をつけるような人ではないから、恐らくシャンプーや石鹸の残り香なのだろうけど。シンの匂いは特別爽やかで甘いような気がする。感覚の全てがシンに支配されているようで幸せ。
ふと顔を上げると、切なげに目を細め、顔を赤くしたシンと目が合った。あの、キスしていいですか、とおずおずと尋ねてきたので、了承のかわりに無言で瞼を閉じると、すかさず唇が重なった。薄く開いた唇から舌が侵入してきて口内をかき回される。歯列や歯茎のちょっとしたところをなぞったりなぶったりもてあそばれたりするたびに、私は鼻にかかった自分で聞いてて恥ずかしくなってしまうようなあられもない喘ぎ声を漏らす。送られる唾液を飲み干せなくて、吐息を漏らした瞬間に口の端からつうと垂れてきてしまって、それが顎を伝って、シンのほうにも垂れる。私もシンもそんなことを塵ほども気にせず、いや気にしている余裕もなく、ただただお互いを貪るのかのように、キスは激しさを増していく。キスが深くなるたびに、頭がふわりふわりと熱に浮かされていく。きっと現実には、多くとも10分くらいなのかもしれないが、この二人の濃密な時間はとてもとても長く感じられた。漸く唇を離すと、まだ離れたくないかのように二人の間を唾液の銀の糸がかかる。やがてそれがぷつりと途切れてしまったのを私は少し残念そうに見つめていた。
二人で荒い呼吸を整えながら見つめあう。シンはやはり切なそうに眼を細め、顔を赤く染め上げていたが、幸せそうにこちらを見て笑みを浮かべていたので、私はやっぱり嬉しくなって同じように笑みを浮かべるのであった。
##あとがき
こういう類のは少ないと思うんです、ええ……。
あと、文字ばっかなのはそういう気分だったからで……ああ……。
感想、誤字、脱字、おかしい所等ありましたらコメント欄、拍手にどうぞ。
――例えば、こういう放課後の公安詰め所とか。
シンのフォースで探った結果、ここは特定の日には先生が誰も巡回してこないエリアらしい。だから安心して心ゆくまで二人きりになれるのだ。こうして抱きしめあっても大丈夫。誰も二人の邪魔をする者はいない。それでも大きく声を上げることは出来ないから、必然的に耳元で囁く形になる。シンが優しいトーンで愛おしそうに私の名前を囁くと、安心感と幸福感とともに頭の奥までとろとろに溶かされてしまったかのような感覚を覚える。私はそれが堪らなく好きだった。ピッタリ空気が少しも入る余地がないくらい隙間なく抱きしめあう。シンは恐らく私を抱きしめるのが好きだ。毎回逢瀬の度に私を抱きしめてくるし、以前、こうしていれば私の存在を全身で感じられるからだと言っていたからだ。私も同じような理由でシンに抱きしめられるのが好きである。体温が、温もりが優しく伝わってきてとても暖かいし、シンの少し早めの心音がとくんとくんと伝わってきてとても心地よい。シンはおまけに良い匂いがする。香水をつけるような人ではないから、恐らくシャンプーや石鹸の残り香なのだろうけど。シンの匂いは特別爽やかで甘いような気がする。感覚の全てがシンに支配されているようで幸せ。
ふと顔を上げると、切なげに目を細め、顔を赤くしたシンと目が合った。あの、キスしていいですか、とおずおずと尋ねてきたので、了承のかわりに無言で瞼を閉じると、すかさず唇が重なった。薄く開いた唇から舌が侵入してきて口内をかき回される。歯列や歯茎のちょっとしたところをなぞったりなぶったりもてあそばれたりするたびに、私は鼻にかかった自分で聞いてて恥ずかしくなってしまうようなあられもない喘ぎ声を漏らす。送られる唾液を飲み干せなくて、吐息を漏らした瞬間に口の端からつうと垂れてきてしまって、それが顎を伝って、シンのほうにも垂れる。私もシンもそんなことを塵ほども気にせず、いや気にしている余裕もなく、ただただお互いを貪るのかのように、キスは激しさを増していく。キスが深くなるたびに、頭がふわりふわりと熱に浮かされていく。きっと現実には、多くとも10分くらいなのかもしれないが、この二人の濃密な時間はとてもとても長く感じられた。漸く唇を離すと、まだ離れたくないかのように二人の間を唾液の銀の糸がかかる。やがてそれがぷつりと途切れてしまったのを私は少し残念そうに見つめていた。
二人で荒い呼吸を整えながら見つめあう。シンはやはり切なそうに眼を細め、顔を赤く染め上げていたが、幸せそうにこちらを見て笑みを浮かべていたので、私はやっぱり嬉しくなって同じように笑みを浮かべるのであった。
##あとがき
こういう類のは少ないと思うんです、ええ……。
あと、文字ばっかなのはそういう気分だったからで……ああ……。
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